トップ > 石川 > 10月10日の記事一覧 > 記事

ここから本文

石川

あなたの意思で命救って 移植受けた子らの絵で訴える

(上)グリーンリボンデーを紹介する職員たち(下)臓器移植を受けた子どもたちが描いた絵画=いずれも小松市民病院で

写真

小松市民病院で展示

 臓器移植への理解を深めるグリーンリボンデー(十六日)に合わせ、移植を受けた子どもたちの絵画や啓発ポスターの展示が九日、小松市民病院エントランスホールで始まった。移植の現状や意思表示の方法のほか、明るく生きる子どもたちの作品を紹介し、「あなたの意思で救える命があります」などと切実に訴えている。十八日まで。(青山直樹)

 啓発ポスターは、数字で臓器移植の現状などを説明した十二点を展示した。国内には臓器移植を望む人が約一万四千人いるが、実現するのは一年間で2%にとどまることを紹介。本人の意思が不明でも、家族の承諾があれば臓器提供できることなども伝えている。

 作品展示では、心臓移植などを受けた子どもたちの絵画七点が並ぶ。青空の下で少女がキリンやゾウと遊ぶ絵画のほか、園児が作ったアジサイの貼り絵も展示。「復園した幼稚園にたくさんのあじさいが咲きました」と記され、移植後は子どもたちが元気に生きている様子が伝わる。

 看護副師長の石本佳美さん(48)は「自分が最期を迎えた時に、誰かの命を救うことができる。家族と話し合うなどして、提供の意思表示をしてもらえれば」と呼び掛けている。

 グリーンリボンは臓器移植医療のシンボルとして、世界的に広がっている。グリーンは成長と新しい命を意味し、リボンはドナーと移植を受ける患者のつながりを表現している。厚生労働省が十月を臓器移植普及推進月間と定めている。

 

この記事を印刷する

中日新聞・北陸中日新聞・日刊県民福井 読者の方は中日新聞プラスで豊富な記事を読めます。

新聞購読のご案内

PR情報

地域のニュース
愛知
岐阜
三重
静岡
長野
福井
滋賀
石川
富山
地方選挙

Search | 検索