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認知症相談 薬局へ 七尾、中能登に「ほっとけん窓口」

相談窓口設置のため七尾鹿島地区の薬局を対象に開かれた講習=七尾市本府中町の矢田郷地区コミュニティセンターで

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家族に専門施設紹介

 七尾市と中能登町の薬局は二十六日、認知症者の家族らが対応に困った際に最初の窓口として機能できるよう、「認知症ほっとけんステーション(相談窓口)」を一斉に設置した。目印の統一ステッカーを見えやすい場所に貼って窓口であることをPRしていく。

 認知症について早い段階から適切な医療・介護サービスを提供できる体制づくりを進める同市在宅医療・介護連携推進協議会が、七尾鹿島薬剤師会などに協力を求め実現した。

 例えば七尾市では、市地域包括支援センター(御祓町のパトリア三階)、計七カ所ある市在宅介護支援センターで介護支援専門員(ケアマネジャー)や保健師、社会福祉士など専門家が相談に対応できるが、こうした場所がどこにあるか知らない住民も多く、まず身近に利用する機会が多いドラッグストアや薬局で相談を受け、内容に応じて相談者が行きやすい専門施設を紹介する。県内では小松市の薬局が先行して取り組んでおり、参考にした。

「認知症ほっとけんステーション」を伝えるステッカー

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 二十五日夜、七尾市本府中町の矢田郷地区コミュニティセンターで窓口設置に向けた講習会があり、七尾鹿島地区の三十余りの薬局から薬剤師ら約五十人が参加。同協議会の円山寛人会長が「認知症者が増える中、対応に困った家族らがどこに行けばいいか分からない場合が多く、駆け込み寺のように助けてほしい。認知症でも住みやすいまちになるように取り組みたい」と呼び掛けた。

 講習会ではさはらファミリークリニックの佐原博之理事長、能登認知症疾患医療センター(公立能登総合病院)精神保健福祉士の田辺めぐみさんが認知症の特徴、接し方などを解説。「ほっとけん」にちなんだ愛らしい犬のキャラクターをデザインしたステッカーを配った。 (室木泰彦)

 

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