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IoT導入の利点は? 白山 製造業者に県講座

センサーが取り付けられた機械を解説する増田春輝さん(中)=白山市横江町の共和電機工業で

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 あらゆるモノをインターネットでつなぐ「IoT」導入を支援する県主催の講座「IoT実践道場」が十一日、白山市横江町の金属部品製造会社「共和電機工業」の工場であった。県内の製造業四社の関係者らが参加し、IoT導入のメリットについて学んだ。

 効率の良い仕事をすることで人手不足に対応してもらおうと開催した。アドバイザー役のコンサルタント業「アイ・スマート・テクノロジーズ」(愛知県)の増田春輝さん(40)が講師になり、製造機械にセンサーを取り付けて「生産個数」「機械の停止時間」「製品を一つ作るのにかかる時間」などを把握することで業務の改善につなげることなどに関して説明した。

 増田さんは「頑張って作業のスピードを速くするという意識ではだめ。生産性を向上させ、作業者が楽になる改善でなければ意味がない」と強調した。

 共和電機工業の従業員は今年六月にIoTのセンサー類を導入した結果、金属を加工する工作機械の稼働時間が一日の操業時間の約四割にとどまっていたことを解説。稼働時間を一日あたり五十八分増やそうと、従業員がアイデアを出し、八月下旬時点で目標を上回る七十一分の改善を実現できたという。

 県労働企画課の田村博さん(55)は「人手不足を改善するためにも、県として企業のIoT導入をサポートしていきたい」と話した。(吉田拓海)

 

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