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お寺舞台に非日常体験 オテラート金沢

(上)180枚の書をつり下げて「文字の林」を表現した小坂素石さん=金沢市瓢箪町の聞善寺で(下)三香美晋道住職(右)から香炉の灰のならし方を教わる参加者たち=金沢市瓢箪町の崇禅寺で

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 寺を舞台にした芸術祭「オテラート金沢」(北陸中日新聞など後援)が金沢市中心部で開かれ、芸術作品の展示や体験イベントが各所で繰り広げられている。

 瓢箪町の崇禅寺では二十七日、香炉の灰をならす体験があり、七人が参加。三香美晋道(みかみしんどう)住職(34)の指導のもと、灰をふるいにかけて燃えかすなどを取り除き、香炉に戻して表面を専用の道具できれいに整えた。会社員の中西晶子さん(47)=同町=は体験を通し「気持ちが落ち着く感じがした」とほほ笑んでいた。

 オテラート金沢の実行委員長も務める三香美住職は「このイベントで身近にある非日常を感じ、生活の潤いにしてほしい」と話している。

 同町の聞善寺では、書や写真や絵画などの作品九点を展示。寺の廊下には、金沢市の書家、小坂素石さん(68)=本名・小坂孝志=がお経を書いた長さ二・四メートルの細長い書、百八十枚がつり下げられている。小坂さんは「文字の林をイメージした。書の間を通りながら、何も考えない世界に誘えれば」と語った。

 オテラート金沢は、浅野川、東山地区の六カ所で九月一日まで、小立野、寺町地区の五カ所で八月三十一日〜九月八日に開催。各寺の公開時間は午後一〜六時。土曜は午後八時、九月一日、八日は午後五時まで。(戎野文菜)

 

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