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「恋の聖地」仲間入り 能登観音埼灯台と七尾市

(上)「恋する灯台」に認定された能登観音埼灯台=七尾市鵜浦町で(下)日本ロマンチスト協会の波房克典会長(右)から「恋する灯台」認定証を受けた不嶋豊和市長=七尾市役所で

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県内2カ所目 絶景など評価 記念碑設置検討

 七尾市鵜浦町の能登観音埼灯台が、日本ロマンチスト協会(本部・長崎県雲仙市)から「恋する灯台」に、立地する七尾市が「恋する灯台のまち」に認定された。市役所で二十九日、協会の波房克典会長から認定証を受けた不嶋豊和市長は「私の出身地でもあり、これを弾みに地元の皆さんと七尾を元気にしたい」と述べ、来年度予算で記念モニュメント設置などを検討する考えを示した。(室木泰彦)

 同協会はクリエーターやアナウンサー、芸能文化人、経営者ら約千六百人(五月現在)の会員組織。「恋する灯台」認定は日本財団の「海と日本プロジェクト」の一環で、恋人たちが訪れるとロマンチックな雰囲気で仲が深まり、非日常性を感じさせ感動的な逸話などを有するかどうか、世界の果てを感じさせる「さいはて感」があるかなどを基準に選んでいる。二〇一六年から昨年までに珠洲市の禄剛埼灯台など四十自治体の四十二カ所を認定。今年は新たに能登観音埼灯台をはじめ九自治体九カ所を認定した。

 県内二カ所目の能登観音埼灯台は一九一三(大正二)年建設。七尾湾入り口にあり、富山湾を挟み立山連峰が眺められる絶景ポイント、周囲の海も穏やかで透明度が高く、海底の白い砂がエメラルドグリーンの色合いを生じさせ、野生イルカやウミホタルも観察できることなどが評価された。

 市役所で波房会長は、認定自治体では婚活イベントやモニュメント設置などで活性化を図っていることを紹介し「灯台だけでデートは完結しない。七尾市全域を回ってもらえるようにしたい」と話し、市と相談しながらPRパンフレットを製作するほか、七尾独自の缶バッジも作りPRに協力する考えを説明。情報交換したり連携したりできるよう十一月十五日に東京で認定自治体が集まるフォーラム開催の予定も伝えた。

 不嶋市長は「半農半漁の地域で私も小さい時から灯台まつりなどで親しんだ場所で良い所。光を当ててくれて有り難い。地域おこしの起爆剤になるようにしたい」と応じた。

 海と日本プロジェクトin石川県実行委員会として石川テレビ放送の奥名恭明プロデューサーらも同行した。

 

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