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地元の宝発見 金大生4人 小松でインターン

古本カフェの店内の動画を撮るインターン中の金沢大生=小松市龍助町で

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歴史ある町 活性化へ動画制作

 金沢大で観光学を学ぶ県外出身の学生4人が、小松市龍助町で、インターンシップ(就業体験)に取り組んでいる。町の魅力を伝える動画制作と、「一店一宝」をテーマに各店の“宝物”を見て回るスタンプラリーを企画している。21〜23日には、同町にある市の交流施設「町家ハウスRyusuke」に泊まり、現地調査に取り組んだ。(長屋文太)

 学生は、いずれも人間社会学域地域創造学類の観光学・文化継承コースの二年生。小松商工会議所の仲介で、同市龍助町や隣接する西町の商店主らでつくる「北国とおり町にぎわい協議会」が、学生を受け入れている。協議会は、かつて両町が小松城の城下町で、二百年以上続く老舗商店なども残る歴史を生かし、町の活性化に取り組んでいる。

 両町は一九三二(昭和七)年、大火に遭ったが、その後に建てられた風情ある町家が数多く残る。四人は観光学の視点から町家が残る街中の活性化を考えようとインターンシップに応募した。滋賀県出身の国領真央(こくりょうまひろ)さん(19)は「すてきなお店がいっぱい。看板一つをとっても、趣がある」と魅力を話す。

 現地調査では、協議会の中出暁史(あきふみ)会長(35)らに案内してもらい、動画制作やスタンプラリーの素材を探した。二日目の二十二日、学生は龍助町の古本カフェ「こまつ町家文庫」を訪ね、商品の古本やジャム、客が自由に書き込めるノートなどを映像に収めた。他の店では、アンティークの置物やポスターなどを見つけ、町民に由来を聞いた。

 スタンプラリーは、十月十三日、両町で開かれるイベント「北国とおり町マーケット」で、来場者に楽しんでもらう。この日までに動画も完成させ公開する。栃木県出身の阿部圭佑さん(20)は「人と人のつながりをテーマにした動画を作り、町を多くの人に知ってほしい」と意気込んでいる。中出会長は「若者の視点で町の魅力を発見してもらうのが楽しみ」と期待した。

 

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