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沈金 息をのむ透明感 金沢で芝山さん作品展

芝山佳範さんが手掛けた輪島塗の作品が並ぶ会場=金沢市野町で

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 輪島塗沈金師の芝山佳範さん(43)の作品展が、金沢市野町の安藤芳園堂ビルヂング内の交流施設「アルガイヤ」で開かれている。

 輪島塗の表面を削って金や銀を刷り込んだ茶道具や器など約四十点が並ぶ。黒く塗られた水指のふたに施されたメダカの沈金は、まるで水面を泳いでいるよう。フクロウの香合は漆で木目を手書きし、三年かけて作ったという逸品だ。

 金沢市出身。中学生の頃の沈金体験がきっかけで、工業高校の工芸科へ進学した。県立輪島漆芸技術研修所を卒業し、沈金師に。東京を中心に個展を開き、米国ニューヨークや台湾でも展示している。

 意識しているのは「透明感と生々しさ」。奥行きがあり、立体的で透けたように見える沈金と、本物のような見た目を追求している。

 作品展は十九日までの午後一〜五時。入場無料。会場では芝山さんの指導のもと、沈金体験もできる(千五百円から)。 (戎野文菜)

 

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