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加賀・蘇梁館「歌う会」人気 昭和ソング思い出と再び

昭和の歌謡曲を元気に気持ち良く歌う参加者ら=加賀市熊坂町で

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 加賀市熊坂町の観光施設「蘇梁館(そりょうかん)」が始めた「昭和歌謡曲を歌う会」が、人気を呼んでいる。昭和初期から高度経済成長期ごろまでに流行した歌謡曲を、ピアノ伴奏に合わせて、みんなで歌う。懐かしさ、声を出す気持ち良さに誘われて、毎回盛況となっている。(小室亜希子)

 十一日、雨にもかかわらず、蘇梁館のホールは五十人ほどの高齢者でいっぱいになった。戦後復興の象徴とされた「リンゴの唄」に始まり、「上海帰りのリル」「赤いランプの終列車」「港が見える丘」など往年のヒット曲を歌詞プリントを手に次々と歌う。上手か下手かは関係ない。みんな気持ち良さそうだ。

 会は蘇梁館を運営するNPO法人たぶんかネット加賀が、平日昼間の来館者を増やそうと、五月に初めて企画した。口コミで情報が広がり、六月の二回目は七十人以上が来場した。年齢層は七十〜九十代。NPO法人側で選んだ約五十曲の中から、毎回内容を変えて十数曲を歌う。

 市内の西山栄子さん(83)は「おばあちゃんが寝る前に歌ってくれた懐かしい歌がいっぱいある。ここでみんなと一緒に歌うと、心が癒やされて元気が出る」とにこやかに話す。

 今ほど娯楽がふんだんになかった時代。歌とともにいろんな思い出がよみがえるようだ。NPOの小矢田進さんは「歌を通じて青春と再会しているようです」。「昭和歌謡曲を歌う会」は毎月第二木曜日に開き、次回は八月八日午後一時半から。参加費は百円。(問)蘇梁館0761(72)5350

 

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