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白山で訓練 登山者守れ 夏山開き前 噴火に備え 規制、安否の手順確認

 白山の夏山開き(七月一日)を前に、県や白山市などが二十六日、同市白峰の登山口などで白山火山防災訓練を行った。噴火警戒レベルの引き上げ時の情報伝達や入山規制、下山者の安否などの手順を確認した。(鴨宮隆史)

(上)下山者名簿に氏名などを記入する登山者役の関係者(下)英語や中国語、韓国語などの案内も張り出された看板(左側)=いずれも白山市白峰で

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 夏場の訓練は今回が四回目で、消防なども含めて三十機関約百四十人が参加した。火山活動の活発化が観測され、噴火警戒レベルが火口周辺への立ち入りを規制する「2」に引き上げられたと想定。気象庁から発表された情報を県が関係機関に伝達し、白山市が噴火への警戒を促す緊急速報メールを発信した。

 登山口の別当出合では、入山規制を知らせる看板を設置。インバウンド(訪日外国人観光客)の登山者が増加していることから、今回は英語や中国語、韓国語で注意を呼び掛ける案内も張り出した。安否確認用の下山者名簿の受付を設け、登山者役の県職員らに氏名や年齢、住所などを書いてもらった。

 県警ヘリコプターも出動し、上空からの登山者への下山の呼び掛けも初めて行った。一部で聞こえにくいところもあったため、今後の課題として対応する。

 白山では、二〇一七年七月から登山届の提出が義務付けられ、昨年十二月から無届けの登山者には五万円以下の罰金が科せられるようになった。届け出率は一七年が90%、昨季は96%と向上している。県危機対策課の菊田公治課長は「万一の噴火に備え、ヘルメットの着用も登山者に呼び掛けていきたい」と話していた。

 

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