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ウミガメ産卵地 後世に 千里浜 標柱と看板修復 地元有志「少しでも長く」

標柱の字を塗り直す高西準也さん=羽咋市千里浜町の千里浜海岸で

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 アカウミガメの産卵を後世に伝えようと、二〇一〇年六月に羽咋市千里浜町の千里浜海岸に立てられた標柱の字が読みにくくなり、地元の高西準也さん(78)が十三日、塗り直した。かたわらに立つ看板も、地元業者に依頼して修復した。

 ウミガメは、〇九年六月に百十三個の卵が見つかり、高西さんら地元の有志が見守る中、同九月に四十四匹のふ化が確認された。翌年、ウミガメの記憶を後世に伝えること、千里浜海岸の環境保全につなげることを目的に標柱と看板を立てた。標柱は地上高三・五メートル、看板は同二メートル。

 風化によりかすれた「アカウミガメの産卵地」の一文字一文字に白い塗料を重ねると、波打ち際からもはっきりと読めるように復活した。看板には「令和元年5月修繕」と刻まれた。

 看板には、ウミガメは二十〜三十年かけ、再び帰ってくると記している。その日を心待ちにしながら、高西さんは毎朝、海岸清掃を続けている。高西さんは「千里浜海岸を訪れる人に、少しでも長く、ウミガメが来たことを伝えたい」と話した。(林修史)

 

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