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ウルシ染 鮮やか 穴水・新谷さん夫婦展

来場者にウルシの染料で仕上げた作品を紹介する、左から新谷幸子さん、茂さん=穴水町大町で

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独特の技法 魅力PR

 穴水町宇加川で暮らす染色家、新谷茂さん(66)と幸子さん(57)夫婦は同町大町の画廊「光翠庵(こうすいあん)」で、作品展「能登草木染展−ウルシ染の魅力−」を開いている。輪島市の伝統工芸「輪島塗」の漆液を採取した後の廃材を染料にした独特の技法「ウルシ染」の良さを伝えている。入場無料、十二日まで。

 ウルシ染は、漆液として使われ不要となった木をチップに加工し、熱湯に入れて抽出した黄色の染料を使う。発色しやすく、色が長持ちする。新谷さん夫妻はそうした特長に気付き、二〇一六年から商品を手掛けている。

 会場では、漆の染料を鉄や銅、アルミと媒染し発色させた鮮やかな黄、赤、緑色などの絹製ストール十五点ほどを展示。市松模様から新作のヒョウ柄まできめ細かに表現した。自分たちで育てた草木のコガネバナ、藍、ヤシャブシなどを染料にした作品もある。

 茂さんは「使い勝手の良いウルシ染をしっかりPRしたい」と意気込む。新谷さん夫妻は毎日、在廊する。入場時間は午前十時から午後五時まで。

 同様の作品展は今月二十七日から六月二十二日まで、輪島市鳳至町のギャラリー「いろは蔵」でも催される。入場無料。

  (田井勇輝)

 

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