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掛け声そろえ 棟上げ 金沢城・鼠多門 復元へまた一歩

上棟式で綱を引き、棟上げする参列者=金沢市の金沢城公園で

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 県が復元整備する金沢城の鼠多門(ねずみたもん)の上棟式が十四日、金沢市の金沢城公園西側の建設予定地であった。施工業者や県職員ら約八十人が参加し、二〇二〇年までの完成と工事の安全を祈願した。(寺田結)

 尾山神社(同市尾山町)の禰宜(ねぎ)が祝詞を奏上した後、参加者は「えい、えい、えい、おー」と声をそろえ、かつての棟上げを模して、棟木につながれた五本の綱を引く儀式をした。施工業者を代表し、兼六建設の橋本和雄代表取締役(70)が棟札を置き、参加者は順に玉串をささげた。

 工事の節目を迎え、橋本さんは「重要文化財に匹敵する歴史ある建物の外郭が見えてきたことは感慨深い。工事は順調に進んでいるので、予定通りに完成させたい」と話した。

 続いて記念式が開かれ、谷本正憲知事は「史実を尊重した本物志向の復元整備を進め、質の高い文化に厚みを加えながら、かけがえのない文化遺産を後世に継承するとともに国内外に広く発信したい」と述べた。

 鼠多門は江戸時代前期から存在し、一八八四(明治十七)年に火災で焼失した。県は一四年から跡地で発掘調査を進め、昨年六月に起工式を開いた。十月に鼠多門橋の復元工事も開始。完成すれば長町武家屋敷跡から尾山神社、金沢城公園までを結ぶルートができる。

 

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