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奥宮復活 地域が力に 志賀・高爪神社 慶賀祭で獅子舞奉納

獅子舞を奉納する大福寺獅子舞保存会=志賀町富来領家町で

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能登半島地震で半壊

 2007年3月25日の能登半島地震で半壊した、志賀町大福寺の高爪神社奥宮の再建を祝う慶賀祭が24日、同町富来領家町のシーサイドヴィラ渤海であり、奉賛者ら70人が参列した。(榊原大騎)

 本社から北東二キロほどにある奥宮は、地元で「能登富士」と呼ばれる高爪山(三四一メートル)の山頂にある。地震では震源地から近く、社殿の柱全てが礎石から外れて傾き、瓦も崩落。大鳥居も倒壊するなど、神仏習合の山岳信仰を伝える高爪神社全体に大きな被害をもたらした。

 〇九年四月には、大福寺区民らで復旧奉賛会を組織し、神社とともに支援を募った。一三年に大鳥居が、昨年十一月に奥宮の新社殿がそれぞれ完成。社殿は一八九四(明治二十七)年以来の再建となり、これで全ての復興が完了した。

 慶賀祭では、福山直己宮司が祝詞を上げ、参列者は玉串をささげた。続いて行われた慶賀式で、奉賛会の福田和人会長は「地震では集落にとって壊滅的な被害が発生した。長い年月にわたり、奉賛会への心温まる支援と協力をいただき感謝を申し上げたい」とあいさつ。施工者の松浦建設(能美市)に感謝状を贈った。

 大福寺獅子舞保存会の十五人は、会場から高爪山に向け、明治時代から受け継ぐ伝統の獅子舞を奉納。はやしに合わせ、てんぐと女役のベッサイによる獅子との決闘を演じ、参列者から拍手を浴びた。

 福山宮司は「先人たちと同じように、皆さんの力を結集してここまでこれたことに感謝したい」と謝辞を述べた。参列者には、奥宮の古材や用材から作られた記念品を贈った。

 

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