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繊細さ、情熱醸す色使い 宮本三郎美術館で企画展

赤を基調とした踊り子や裸婦像の情熱的な絵が並ぶ会場=小松市宮本三郎美術館で

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 小松市出身の洋画家宮本三郎(一九〇五〜七四年)の企画展「色の記憶」が二十三日、市宮本三郎美術館で始まった。三十七点の作品を色合いに沿って分類し、展示されている。(長屋文太)

 第一展示室では、疎開で小松市に戻った時に描かれた太平洋戦争の終戦前後の作品が並ぶ。のどかな田園の村、力強い地引き網漁をする漁師の姿、白山や木場潟などの自然風景などが、淡いタッチで繊細に描かれている。

 第二展示室は、東京のアトリエで一九六〇年代に描かれた作品が中心。故郷にいた時に比べ、激しく濃い色使いが特徴。緑、青、黄、赤の四色に作品を分けて展示している。緑を使って描かれた花からは生命力、赤を使って描かれた踊り子や裸婦像からは、情熱が感じられる。

 学芸員の金子可奈子さんは「同じ色でも、作品によって色が使い分けられている。自分の好きな色と照らし合わせて、作品を見に来て」と話している。

 六月十六日まで。午前九時〜午後五時。入場料は一般四百円、大学生二百円、高校生以下無料。

 

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