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科学館連携で協定 小松市と国立極地研究所

協定書に調印した中村卓司所長(左)と和田慎司市長=いずれも小松市サイエンスヒルズこまつで

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 小松市と国立極地研究所(東京都)の科学館連携に関する協定書調印式が二十二日、同市サイエンスヒルズこまつのひととものづくり科学館であった。

 同館の開館五周年を機に、締結された。南極大陸と北極圏に観測基地を持つ研究所と連携し、南極からのライブ映像上映、研究所職員の講演会などを積極的に開いていく。

 和田慎司市長と中村卓司所長が協定書にサインした。和田市長は「サイエンスヒルズで、地球の未来をともに考え、研究していきたい」、中村所長は「気候変動を知る上で、極地の研究は重要。いろいろな協力をしたい」とあいさつした。 (長屋文太)

「未来は心と夢の中に」

記念トークショー

松本零士さん 探究のススメ

極地研究について語る(左から)渡部潤一さん、中村卓司所長、松本零士さん

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 小松市と国立極地研究所(極地研)の連携協定締結を記念したトークショーが二十二日、同市サイエンスヒルズこまつのひととものづくり科学館であった。人気漫画「銀河鉄道999」の作者で、同館の名誉館長を務める松本零士さん、研究所の中村卓司所長、国立天文台の渡部潤一副台長が極地研究の課題を語った。

 テーマは「極地から知る地球の姿、宇宙の姿」。松本さんは北極圏を飛行機で移動中に、氷が解けて海面が露出し、真っ黒な穴のようになったのを見た経験を紹介した。「温暖化が進んでいる印象がある」と懸念し、中村所長は「氷が解けたら海面が上がり、気候変動する。世界中の氷を守らないといけない」と危機感を募らせた。

 渡部副台長は、北極圏は八つの国にまたがり、科学調査しづらいと指摘。「科学技術がある日本がリーダーシップを取るべきだ」と話していた。トークショーには市内の中学生など約二百七十人が訪れ、松本さんは「未来はみんなの心の中と夢の中に生まれている」と記したサイン色紙を同館に贈った。

 トークショー後の取材に、松本さんは「自然現象や風景をよく見て、どうしてそうなったか考えると、想像力が養われて専門知識の学びにつながる。子どもたちには、体験を大事に元気に暴れ回ってほしい」と話した。 (長屋文太)

 

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