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「農福連携」金沢以南でも 自然栽培農業に障害者就労

新事業所開設に向けて意欲を見せる(左から)藤島健一さん、小畠一馬さん、丹後有美子さん=白山市宮丸町で

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白山に事業所 来月開設

 自然栽培農業に障害者が取り組む「農福連携」などを手掛ける会社「金沢QOL支援センター」(金沢市西泉)が四月、白山市宮丸町の空き店舗に就労支援事業所「リハスファームはくさん」を開く。金沢市諸江町に同様の施設があるが、農園の場所などから同市や津幡町などの障害者が多かった。新設によって野々市市や白山市に住む人も利用しやすくなり、農福連携の普及を目指す。(冨田章午)

 リハスファームはくさんは、十八歳以上の障害者が対象。相談があれば、白山市、野々市市、能美市北部、金沢市南部に住む人は自宅や最寄り駅まで送迎してもらうことができる。利用者は主に金沢市南塚町の畑で農作業をし、ハーブや野菜を栽培する予定だ。

 金沢QOL支援センターの子会社「クリエイターズ」が運営する施設「リハスファーム」(金沢市諸江町)には現在、金沢市や津幡町などの障害者二十八人が登録している。津幡町のハーブ農園で苗付けやハーブの摘み取り、雑草除去などをする。

 金沢以南にも農福連携を広めようと、金沢QOL支援センターが白山市での事業所の開設を決めた。既にリハスファームを利用している野々市市の小畠一馬さん(28)は「自宅近くに事業所ができてうれしい。これまで以上に頑張りたい」と意気込む。

 同社のサービス管理責任者、丹後有美子さん(47)は「自然の中で農作業をすることで生活リズムや症状が改善されたという利用者もいた。自分に自信をもつきっかけにしてほしい」と語る。本部長の藤島健一さん(39)は「施設ではハーブのほか、地元野菜の栽培も考えている。福祉が地域を支える社会づくりをすすめていく」と話している。

 二十七日から三十日までの四日間、リハスファームはくさんの事業説明会が同施設で開かれる。各日とも午前十一時から正午までは内覧会、午後二時から三時までは説明会を予定している。希望者は電話やファクスで申し込む。(問)リハスファームはくさん076(254)6497

 

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