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被災外国人に通訳官 小松署で災害初動対応訓練

被災者役のベトナム人研修生に困り事を尋ねる署員(中)ら=小松署で

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 小松署で十八日、災害初動対応訓練があった。外国人住民の増加を踏まえ、県警の警察署で初めてとなる被災外国人への対応訓練も織り込んだ。

 日時と内容を署幹部以外には事前に知らせず訓練した。同日午前六時半、大規模な地震が発生したと想定し、勤務時間外の署員に緊急招集をかけた。三十分後、初動対応に当たる約五十人の署員で、災害警備本部を立ち上げた。

 署受付には、外国人専用窓口を設置した。被災者役のベトナム人研修生ら五人が、パスポートやクレジットカードを落としたとベトナム語で問い合わせた。対応した署員は、英語など外国語の説明付きイラスト板を指しながら聞き取った後、ベトナム語の通訳官を務める署員を呼んだ。

 署によると、小松市には一日時点で、約二千二百人の外国人が住む。ブラジル人、中国人らが多い。石崎和彦署長は「小松市は県内で二番目に外国人比率が高い。外国人とのコミュニケーション力を向上させたい」と話した。

 十四日に研修生として来日したばかりの同市白江町のベトナム人ホアンティ・ハウさん(26)は「ベトナムでは地震がないから少し怖い。警察と話せると安心できる」と話していた。 (長屋文太)

 

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