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囲碁・将棋

井山が勝ち最終局へ 天元戦第4局

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 囲碁の井山裕太天元(30)=棋聖、本因坊=に許家元八段(21)が挑んでいる第四十五期天元戦五番勝負(中日新聞社主催)の第四局は九日午前九時から、兵庫県洲本市のホテルニューアワジで打たれ、午後四時三十三分、かど番だった先手の井山が百七十七手で中押し勝ちを収めた。

 これでシリーズ対戦成績は二勝二敗のタイに。決着局となる第五局は十八日、徳島市の徳島グランヴィリオホテルで打たれる。

 トッププロの対局では最近珍しい大ナダレ定石で動きだした第四局。井山は序盤から積極的な打ち回しでペースをつかんだ。許は長考を重ね、昼食休憩前には消費時間が二時間二十三分となり、井山の三十七分と大きく差がついた。

 午後に入ると、許は白52(10四)のハネ出しから反撃。上辺でフリカワリを強いるなど勝負形にこぎつける。しかし残り一分となっていた許の白114(6三)が疑問手で、左上でつらい生きを強いられることに。

 優勢に立った井山は中央で白石を取り切ると、コウで食い下がる挑戦者を振り切って投了に追い込んだ。持ち時間各三時間のうち、残り時間は井山二十一分、許が一分。

 立会人の円田秀樹九段(53)は「井山天元が堅実に勝ったという印象。許八段は早々と時間を使ったのが響いたのかもしれない」と話した。

◆最終局は悔いなく

 <井山裕太天元の話> 黒51(8四)と押したときはやれるかと思っていたが、白52(10四)ハネ出しからフリカワリになり難しくした。白122(1五)、124(2六)と低くワタらせることができ、少し良くなった。最終局は悔いなく打つだけ。

◆内容がまずかった

 <許家元八段の話> (右下の大ナダレ定石は)やってみたかった形。しかし黒47(14七)と切られてはっきり悪くなった。白52(10四)からのフリカワリで少し得したが、良くなったわけではない。白114(6三)が敗着。内容がまずかった。

 

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