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囲碁・将棋

伊田王冠が4連覇

第60期王冠戦で4連覇を果たした伊田篤史王冠=20日、岐阜県高山市のホテル穂高で

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 囲碁棋士の中部地方の頂点を決める第六十期王冠戦挑戦手合一番勝負(日本棋院中部総本部、中日新聞社主催)が二十日午前九時から岐阜県高山市奥飛騨温泉郷のホテル穂高で打たれ、午後六時四十分、白番の伊田篤史(あつし)王冠(25)が二百七十五手までで挑戦者の小県真樹(おがたまさき)九段(55)に一目半勝ちし、四連覇を果たした。

 伊田が序盤から左上隅と下辺で実利を稼ぎ、小県が右辺から中央にかけて築いた厚みを生かして追う展開だった。伊田が白44(18十四)から足早に右辺の黒模様を消すと、その後は互いに激しい戦いを避けて手堅く地を囲い合い、中央の攻防とヨセ勝負になった。

 小県は黒123(3十八)のキリトリや中央の地の確保を図る黒143(10八)、上辺の白を圧迫する黒157(13五)などで中盤から追い上げたが、わずかに及ばなかった。持ち時間各四時間のうち、残り時間は両者とも一分だった。

 立会人の広江博之九段(52)は「大熱戦で伊田さんが小県さんの力をかわした。派手さはないが、まるでにらみ合いのような状態が長く続いた神経戦。負けたら終わりの一番勝負ならではの碁だった」と評した。

 結果は中日新聞ホームページでも紹介している。

◆連覇続けるよう精進

 <伊田篤史王冠の話> 打ちやすい出だしだったが、途中は自信のない時間が長かったので、ほっとした。白234(19十二)のオサエで半目(勝ち)は手堅いかなと思った。結果(四連覇)が出せたことはすごくうれしい。連覇を続けられるよう精進していきたい。

◆ひどい手がいっぱい

 <小県真樹九段の話> 序盤からずっとダメでした。途中から細かくなったが、ひどい手がいっぱいあった。黒93(12十五)で白を切っていったあたりから、何をやっているかわけがわからない感じになった。どうしようもないですね。

王冠戦挑戦手合の最終局面(黒275まで)=黒・小県真樹九段、白・伊田篤史王冠

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