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囲碁・将棋

小川誠子さん死去

 NHK囲碁番組の聞き手として親しまれた囲碁棋士六段の小川誠子(おがわ・ともこ)さんが十五日死去した。六十八歳。福井市出身。

 故木谷実九段門下で一九七〇年プロ入り、九五年六段。七九年に第二十五期女流選手権、八六年に第五期女流本因坊を獲得した。長年にわたりNHKの囲碁番組の聞き手を務め、ソフトな語り口で多くの囲碁ファンから愛された。棋士会会長、日本棋院理事を歴任した。

       ◇ 

 小川誠子さんは、幼少期に家族とともに福井市から名古屋市に移り住み、同市で育った。一九六五年、十四歳で出場した女流アマチュア選手権で、最年少で優勝。「おかっぱ本因坊」として話題になった。

 プロ入り後は、女流棋戦で多くの実績を残す一方、晩年は日本棋院の理事として、子どもらに囲碁の魅力を伝える活動に力を注ぎ、入門者向けにさまざまな書籍も出版した。

 二〇〇三年には半年間、本紙夕刊でコラム欄「紙つぶて」に寄稿した。二〇一六年の夕刊文化面連載「四十路の碁」では、囲碁を始めたばかりの記者に、序盤から終盤までの基本的な打ち方を分かりやすく解説。「囲碁で大事なのはバランス」「誰でも失敗を繰り返して強くなる。根気よく頑張って」などと助言した。

 

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