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上野愛咲美女流棋聖が決勝進出 囲碁・一般棋戦

竜星戦決勝トーナメントの準決勝で許家元八段(左)を破り、対局を振り返る上野愛咲美女流棋聖=14日夜、東京都千代田区の日本棋院で

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 囲碁の上野愛咲美(あさみ)女流棋聖(17)が十四日夜、東京都千代田区の日本棋院で打たれた第二十八期竜星戦の準決勝で、許家元(きょかげん)八段(21)に勝ち、全棋士に参加資格がある棋戦で女性として初めて決勝進出を果たした。

 上野女流棋聖は女性初の一般棋戦優勝の快挙まであと一勝に迫った。対局後、上野女流棋聖は「何とか許先生の読みについていけた。運が良かったのが勝因。ここまで頑張ってきたので、決勝はこのまま気楽に打てれば」と話した。

 許八段は、七大タイトルの一つ、碁聖の獲得経験があり、第四十五期天元戦五番勝負(中日新聞社主催)でも井山裕太天元(30)への挑戦者になるなど、最も勢いのある若手の一人。上野女流棋聖は序盤から激しい戦いに持ち込むと、難解な読み合いを制し、二百五十六手で白番中押し勝ちを収めた。敗れた許八段は「布石でまずくした。中盤で難しくなったかと思ったが、はっきりと勝つチャンスはなかった」と完敗を認めた。

 囲碁界では、女性棋士も七大タイトル戦を含む全棋士参加棋戦に参加資格があるが、これまではベスト8進出が最高成績。上野女流棋聖は一手三十秒未満(一分の考慮時間十回)で打つ早碁の竜星戦決勝トーナメントで、元天元の高尾紳路九段(42)、村川大介十段(28)の強豪を連破し、初のベスト4に進んでいた。

 上野女流棋聖は二〇〇一年、東京都出身。一六年プロ入り(初段)。昨年、初タイトルの女流棋聖を獲得し、今年初防衛した。

 決勝は一力遼(いちりきりょう)八段−鈴木伸二・七段戦の勝者と二十三日午後八時から。対局はCS放送「囲碁・将棋チャンネル」で生放送される。

 (樋口薫)

 

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