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囲碁・将棋

木村勝ち3勝3敗 王位戦第6局

王位戦第6局を制し、感想戦で対局を振り返る木村一基九段=10日午後、神奈川県秦野市で

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 将棋の豊島将之王位(29)=名人=に木村一基九段(46)が挑戦している第六十期王位戦七番勝負(中日新聞社主催)の第六局は十日午前九時、神奈川県秦野市の旅館「元湯 陣屋」で指し継がれ、午後七時一分、先手番の木村が百十九手で勝った。両者三勝三敗のタイとなり、決着は最終局に持ち越された。

 持ち時間各八時間のうち残りは木村が六分、豊島が一分。第七局は二十五、二十六の両日、東京都千代田区の都市センターホテルで指される。

 相掛かりの戦型となった本局。二日目の戦いは、豊島の封じ手7六歩(三十六手目)で再開した。豊島は角桂交換でと金をつくり、6七飛成(四十四手目)と飛角交換。駒損ながらも相手玉に鋭く迫った。

 これに対して木村は確実に受け続け、6五桂(九十一手目)などで反撃。最後は豊島の必死の攻めを手厚く受けきった。

 立会人の先崎学九段(49)は「豊島王位の攻めがうまく続かず、木村九段が丁寧な指し回しで少しずつ優勢を拡大した。ここまでお互い手の内を知り尽くした相手なので、最終局も熱戦を期待したい」と話した。

◆8四角でいけると

 <木村一基九段の話> (豊島王位の)7六歩(三十六手目)から7七角(三十八手目)の強襲後は、自玉が薄いのでプレッシャーを感じながら指していた。ずっと自信の持てない展開が続いていました。いけると思ったのは、最後の8四角(百十五手目)です。

◆突き捨てで苦しく

 <豊島将之王位の話> 9五歩(三十手目)の突き捨てがどうだったか。この是非の判断が難しい場面でした。実戦は(木村九段の)7七金(三十五手目)が好手で、突き捨てがとがめられた展開になってしまった。それ以降はずっと苦しかったですね。

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