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囲碁・将棋

木村勝ちタイ 王位戦第4局

王位戦第4局を制して対局を振り返る木村一基九段=21日、神戸市で

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 将棋の豊島将之王位(29)=名人=に木村一基九段(46)が挑む第六十期王位戦七番勝負(中日新聞社主催)の第四局は二十一日午前九時から神戸市の旅館「中の坊瑞苑」で指し継がれ、午後九時十二分、先手番の木村が二百八十五手までで勝利し、対戦成績を二勝二敗とタイに戻した。

 持ち時間各八時間のうち残り時間は木村四分、豊島一分。第五局は二十七、二十八日、徳島市の料亭「渭水苑(いすいえん)」で指される。

 第二局に続いて相掛かりとなった本局。二日目は、木村の封じ手5六歩(四十五手目)で再開した。1筋の攻防で桂得した木村は、8八玉(六十七手目)と囲いに入って後顧の憂いをなくし、7五桂(八十三手目)と圧力をかけた。

 木村はさらに2七角(九十三手目)と自陣角を放ち、その利きを生かして攻勢をかける。豊島は徹底して受けに回り、3六金(百二十二手目)と先手の飛車を追い払って脱出路を確保、2七玉(百五十手目)と入玉を果たした。

 控室で「持将棋(引き分け)になるのでは」との声が上がる激闘の中、木村も8三玉(二百三十一手目)と入玉。持将棋にするには豊島の駒の数(点数)が足りず、豊島が投了した。

◆玉逃がしたのは失敗

 <木村一基九段の話> 中盤以降で良くなった局面もあったでしょうが、途中からは分からなくなってしまった。(相手)玉を逃がしてしまったのは失敗で、持将棋になってしまうかもとも思いました。

◆苦しい時間多かった

 <豊島将之王位の話> 一局を通じて、苦しい時間が多かったです。中盤、4七にいた成銀を取られて、7五桂(八十三手目)と打たれたところはこちらが悪いです。最後も(点数が)足りないですね。

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