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囲碁・将棋

豊島王位と木村九段が意気込み 王位戦

第60期王位戦7番勝負第1局を前に、握手を交わす豊島将之王位(右)と木村一基九段=2日午後、名古屋市東区の料亭「か茂免」で

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 愛知県一宮市出身の将棋棋士豊島将之王位(29)=名人、棋聖=に木村一基九段(46)が挑戦する第六十期王位戦七番勝負(中日新聞社主催)の第一局が三日午前九時から、名古屋市東区の料亭「か茂免(もめ)」で始まる。棋界をリードする平成生まれの三冠王者と、最年長での初タイトル獲得の記録が懸かるベテランが激突する。両者は二日に現地入りし、意気込みを新たにした。

 豊島王位は昨年七月の棋聖戦で初タイトルを手にして以降、今の将棋界で唯一の三冠に駆け上がった。木村九段がタイトルに挑むのは七度目。三年ぶりの王位挑戦で悲願達成を狙う。

 この日は両棋士が対局場を訪れ、美しい日本庭園を望む「かようの間」で握手を交わした。豊島王位は「無理に攻めると受けきられてしまう非常にてごわい相手。挑戦する気持ちで臨む」、木村九段は「勉強時間を増やした結果が出ている。相手は今最も充実している棋士だが、自分らしい内容にしたい」と話した。

 三日は午後六時で指し掛け、手番が封じる。二日目の四日は午前九時に再開、夜までに勝敗が決まる見通し。持ち時間各八時間。立会人は杉本昌隆八段。対局の様子は中日新聞のホームページから見られる。

◆「最先端楽しんで」前夜祭で佐藤会長

王位戦第1局の前夜祭で花束を受け取る豊島王位(右)と木村九段=2日午後、名古屋市中区の名古屋観光ホテルで

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 王位戦第一局の前夜祭が二日、名古屋市中区の名古屋観光ホテルであった。日本将棋連盟の佐藤康光会長(49)らが、対局する豊島将之王位と木村一基九段を激励した。

 佐藤会長は「瞬く間に第一人者に駆け上がった新時代の棋士・豊島王位と、充実した気力と体力で勝ち上がった木村九段が臨む対局。最先端の将棋が楽しめると思う」とあいさつした。

 豊島王位は攻めの強さが持ち味で、木村九段は守りの堅さで知られる。中日新聞社の大島宇一郎社長は、二人が記念の扇子にそれぞれ「究」と「極」の一文字を揮毫(きごう)したことを紹介し、「究極の矛と盾の戦いが名古屋で繰り広げられる」と期待を込めた。

 両対局者に、愛知県瀬戸市幡山(はたやま)西小学校六年の長沢魁(かい)君(12)と、名古屋市森孝西小学校六年の野村櫂(かい)君(11)が花束を手渡した。前夜祭には、将棋ファンら約二百人が出席。両対局者が記念撮影に応じるなどしてにぎわった。

 

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