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岐阜

“予習”で大河をより楽しく 山県の古田紹欽記念館で企画展

土岐氏や明智光秀の複製画と解説が展示されている会場=山県市洞田の古田紹欽記念館で

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 明智光秀が主人公のNHK大河ドラマ「麒麟(きりん)がくる」が来年から放送されるのに合わせ、光秀の本流とされる土岐氏にスポットを当てた企画展「今、ときが動き出す〜土岐鷹(たか)から麒麟へ〜」が、山県市の古田紹欽(しょうきん)記念館で開かれている。同市は土岐氏や光秀の歴史、市内の歴史散策マップで構成した冊子も作成。展示と冊子で“予習”すれば、ドラマをより楽しむことができそうだ。

 土岐氏は室町時代から戦国時代にかけ、美濃地域を地盤とした武士の一族。四代目の頼貞は足利尊氏に従軍して戦功をあげ、幕政にも大きな発言力を持つようになった。

 天文四(一五三五)年に長良川で大洪水が起き、現在の山県市大桑(おおが)地区に政治的機能を移行。土岐氏最後の居館となる大桑城を本格的に整備し、地域ににぎわいをもたらしたと伝えられている。

 企画展では、南泉寺所蔵の市指定文化財、土岐頼純や土岐支流の禅僧、快川紹喜(かいせんじょうき)の複製画を展示。土岐氏最後の守護、頼芸は画人として知られており、頼芸が描いたとされる鷹の絵の複製もある。

土岐氏や明智光秀の歴史をまとめた冊子「土岐鷹から麒麟へ」=山県市洞田の古田紹欽記念館で

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 大桑城跡から採集された陶器片も展示。炭化した穀物の粒や木材片からは、大桑城が火災にあったと考えられることが分かる。

 来年四月五日まで。入館無料。月曜や祝日の翌日、年末年始は休館。

 同市は、カラー十六ページの冊子「土岐鷹から麒麟へ」と、大桑城跡の古城山(標高四〇七・五メートル)の歴史や登山コースをまとめたパンフレットも作成。企画展と合わせて読むと、理解がより深まる。市役所など市内主要施設で配布している。(問)同市教育委員会生涯学習課=0581(22)6845

 (下條大樹)

 

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