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名刺の「裏」で輪之内町PR 全10種類並べると…

名刺の裏側は全10種。並べると県の形になる

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 輪之内町が今秋、地元の特産品などの写真やイラストを裏面に印刷した名刺を配り始めた。町の魅力の宣伝が目的だが、全十種類を並べてみると、さらにあるものが見えてきて−。町職員は「手にする機会があれば、裏面もぜひみてほしい」とPRする。

 県の西南部に位置し、揖斐・長良川に囲まれた「輪中地帯」

 江戸時代初期から徳川将軍家が食す米を生産していた

 タイトルは「きてみて輪之内」。町の概要や町ブランド米「徳川将軍家御膳米」をはじめ、特産の懸崖菊、輪中堤の桜、町キャラクター「かわばたくんファミリー」といった特産や観光地など十選を紹介している。

 従来の名刺は、表面に所属部署や名前、電話番号が書かれた一般的なタイプで、余白に懸崖菊などをあしらった程度。裏面には何も印刷してこなかったが、外部の業者や自治体の人たちに輪之内についてもっと知ってもらおうと、十月に名刺を一新することに。総務課員が中心となって、デザインをえりすぐった。

裏面に合わせて表面のデザインも新しくなった。表のデザインの一部は地元の輪之内中の生徒が考えた

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 もう一つのこだわりが、十種類をパズルのように並べると岐阜県の地図が浮かび上がること。一枚一枚には、写真やイラストの背景が、薄い黄緑色になっており、番号順に左上から二枚ずつ順に並べていくと、県の地図になる。輪之内町は濃い緑色で示され、県全体のどの位置にあるかが分かるようになっている。

 町は全十種類を集めた人へのプレゼントを用意しているが、今のところ報告はないという。

 職員の評判は上々だ。「裏側を見せると、みんな『おっ』という顔になる」と話すのは、町内外で多くの人と名刺交換をする産業課の職員。一度に複数の人に名刺を渡す時は、違う絵柄になるよう、名刺入れには同じ柄が続かないように意識して補充しているという。

 一方で、名刺を受け取る側に、裏面をなかなか見てもらえないことが悩みでもある。「気付いてもらえさえすれば、『面白いことをしますね』と言われる」と町職員。木野隆之町長は「裏面に書かれた内容まで踏み込めずとも、話のきっかけになり、町のPRにつながる。あらゆる機会を通じて町を売り込みたい」と話している。

 (西村理紗)

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