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岐阜−岐南間の高架化「歴史的快挙」 県と市、名鉄が覚書

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 名鉄名古屋本線の名鉄岐阜−岐南間(二・九キロ)の大半を高架化する事業で、県と岐阜市、名鉄は十九日、整備区間ごとの事業主体や相互協力に関する覚書を締結した。早期着工に向けて本年度内の都市計画決定を目指す。古田肇知事は「ほぼ半世紀にわたる悲願だった。歴史的な快挙」と強調した。

 覚書では、高架化する連続立体交差の区間(二・一キロ)と岐南駅から境川の関連区間(〇・四キロ)の事業主体を県、岐阜駅側の関連区間(〇・四キロ)は岐阜市を主体とすることを明記した。三者の費用負担は、今後、協議して算定する。

 柴橋正直市長は「踏切事故や渋滞、地域分断の解消はもとより、周辺のまちづくりが飛躍的に進む」と話し、高架化に伴い実施される境川の改修事業にも期待を込めた。名鉄の安藤隆司社長は「岐阜市街地の発展、地域活性化に寄与したい」と話した。

 構想では、茶所駅と加納駅を廃止し、両駅の間に新駅を建設する。本年度内に都市計画審議会を開き、県の都市計画を決定。国の事業認可後、建設中に必要となる仮線を通すための用地取得の交渉に入る。認可から完成まで十五年程度かかる見通しで、事業費は数百億円規模となる。

名鉄高架化事業で覚書を交わした(左から)柴橋市長、古田知事、安藤社長=県庁で

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 岐阜駅周辺の高架化は昭和三十年代から地元で要望されてきた。国鉄(現JR東海)は一九九六年に高架化が完了したが、名鉄側は九九年に国の調査費が計上されたものの進展が遅れていた。

 (安福晋一郎)

 

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