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岐阜

ラグビー盛り上げへ女子奮闘 「郡上ブルーズ」結成

それぞれの運動能力を生かし、ラグビーの練習に励むメンバーら=郡上市大和町で

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 来年の東京五輪に向け、7人制女子ラグビーの海外代表チームのホストタウンになっている郡上市で、女子ラグビーのクラブチーム「郡上ブルーズ」が結成された。メンバーは中学生が中心の計15人。市内では施設が相次いで整備され、今年は国際試合も開かれた。ラグビー熱を一層盛り上げようと練習に励んでいる。

 メンバーの内訳は中学生九人と高校生一人、三十代までの社会人が五人。生徒たちは学校でバスケットボールやテニス、バドミントン、剣道の各部に所属し、社会人には柔道や空手の全国大会の出場経験者もいる。同市大和町の芝生グラウンドなどに週二回集合。初心者ばかりでボールの投げ方のマスターもこれからだが、多彩な運動能力を持ち寄ったメンバーらは、はつらつと練習を楽しんでいる。

 大和中学校三年生の矢野原涼(すず)さん(15)はバスケットボール部員。六月に来校したコロンビアとマダガスカルのラグビー女子代表チームと交流し、選手のプレーに魅了された。チームのメンバー募集を知り「チャンスを生かしたい」と参加。「来年はコロンビアとマダガスカルの選手と試合をしたい」と笑顔を見せた。

 スポーツツーリズムに力を入れる郡上市は今年、まん真ん中広場(美並町)と高鷲叺高原スポーツ広場(高鷲町)をリニューアル。六月には、まん真ん中広場で両国と国内の計六チームが対戦する「郡上グローバルラグビー女子セブンス大会」を開催した。

 このとき、女子ラグビーの競技関係者から「郡上の地元にチームがないのはもったいない」との意見を受け、市内の地域スポーツクラブがメンバーを募った。市スポーツ振興課職員で元ラガーマンの今園貴史さん(46)が監督を務め、市内のラグビー経験者らもコーチとして協力する。今園さんは「ラグビーの環境が整い、選手たちはこれからレベルの高いチームと対戦できる機会に恵まれる。国際交流や人材育成の場にもしていきたい」と語る。

 名古屋市出身で空手の全国大会で入賞経験のある三島希香(きっか)さん(24)=郡上市白鳥町=は、長年憧れていたラグビーができることに喜びを感じている。「郡上からラグビーで五輪を目指したい。そのために、若い子たちのサポートもしていきたい」と声を弾ませた。

 (林勝)

 【土平編集委員のコメント】 今日紹介したのは、岐阜県関市や郡上市などを対象にした中濃版の記事です。日本中を熱狂させたラグビーW杯が閉幕してから2週間余り。私の周りにも「ラグビーの面白さが分かった」と話す「にわかファン」が結構生まれました。記事の「郡上ブルーズ」は、W杯をきっかけに生まれたわけではなさそうですが、プレーを見て魅了されたのは同じです。ボールの投げ方のマスターもこれからとのことで、技術向上は今後の課題。でも「五輪を目指す」との大きな夢は応援したくなります。

 

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