トップ > 岐阜 > 11月12日の記事一覧 > 記事

ここから本文

岐阜

国重文など7施設、緊急防火点検 高山、飛騨の消防職員

合掌家屋「旧若山家住宅」近くに置かれた放水銃を点検する職員ら=高山市上岡本町1の飛騨の里で

写真

 沖縄県の首里城や白川郷での火災を受け、高山、飛騨両市内の文化財や史跡計七施設で十一日、両市消防本部職員らによる緊急立ち入り調査があった。

 飛騨市では同市神岡町の国重要文化財「薬師堂」、県重要有形民俗文化財の古民家「旧松葉家」、国史跡、名勝の「江馬氏館跡公園」の三施設を調査。旧松葉家では市消防本部の消防士が、消火器の位置や、配電盤の使い方を把握しているかなどを施設に常駐する職員に聞き取りし、年一回の消防訓練をするよう指導した。

 高山市では、同市上岡本町一の野外博物館「飛騨の里」内にあるかやぶき民家など国重文四施設を点検。市消防本部職員が放水銃や屋内消火栓といった設備を見たほか、電球の配線やいろりの火の取り扱いなどを施設職員に尋ねて確認した。

 「どれだけ備えても、絶対に火災が起こらない保証はない」と市消防本部予防課の日下部直人課長。飛騨の里の西倉憲司館長(69)は「文化財を守る身として、首里城を失ったような悔しい思いはしたくない。職員一同気を引き締め、防火を徹底していきたい」と話していた。

 (瀬田貴嗣、横田浩熙)

 

この記事を印刷する

中日新聞・北陸中日新聞・日刊県民福井 読者の方は中日新聞プラスで豊富な記事を読めます。

新聞購読のご案内

PR情報

地域のニュース
愛知
岐阜
三重
静岡
長野
福井
滋賀
石川
富山
地方選挙

Search | 検索