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岐阜

飛騨地域の紅葉、競演

 飛騨地域の各所で、紅葉が見頃を迎えている。飛騨美濃せせらぎ街道(高山市−郡上市)や白山白川郷ホワイトロード(白川村−石川県白山市)では深く色づいた木々を眺めながらドライブを楽しめるほか、野外博物館「飛騨の里」(高山市上岡本町一)ではライトアップを実施。白川村では紅葉とともに湖を一望できるヘリクルージングツアーが始まった。

◆風景が標高で変化 ホワイトロード

山麓へかけて紅葉が進むホワイトロード=白川村馬狩で

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 最高地点と最低地点の標高差が970メートルあるホワイトロードでは、10月初めから紅葉が始まった。現在は標高700メートル付近まで葉が色づき、麓まで染まりつつある。

 標高約1000メートルのヘアピンカーブ近くでは、ブナやミズナラなどが鮮やかな黄やオレンジに。前夜が冷え込んだ快晴の朝は、眼下に雲海が広がることもある。

 冬季閉鎖に入るため、今季のホワイトロードの利用は10日まで。料金は普通車で片道1600円(税込み)。午前8時から午後5時まで。白山林道管理事務所の知手裕一所長(62)は「ぜひ往復して、行きと帰りの景色の変化を楽しんでほしい」と呼び掛けている。

◆多彩な照明で演出 飛騨の里

夜の闇に浮かび上がる紅葉と合掌家屋=高山市上岡本町1の飛騨の里で

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 飛騨の里では、大小約70基のライトが伝統的な古民家や池を照らす。それぞれの照明は赤、青、黄と時間とともに色を変え、さまざまな色が混ざり合って幻想的な光景をつくり出している。

 入口広場近くでは、赤く輝くカエデと県指定重要文化財の合掌家屋「旧西岡家」を一望できる。三重県伊賀市から家族で訪れた南出彰子さん(35)は「夜の合掌造りには独特の雰囲気がある。鮮やかな紅葉と緑色の湖面が相まって、インスタ映えしそう」と話していた。

 ライトアップイベントは10月中旬に始まり、残る日程は8、9、10日の3日間。点灯時間は午後5時半〜8時半。飛騨の里によると、場内の紅葉は11月末まで楽しめる。

◆色のトンネル走る せせらぎ街道

赤や黄に色づいた木々の間を走り抜ける街道=高山市清見町楢谷で(一部画像処理)

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 全長64キロのせせらぎ街道は紅葉の名所として知られ、週末は多くの観光客でにぎわっている。

 ひだ清見観光協会によると、今年は気温が高く、紅葉が始まるのが例年より10日ほど遅れた。街道の最高地点の西ウレ峠(清見町、1、113メートル)では、カエデやナラ、ブナなどが見頃を迎えており、行楽客らは道路脇の待避所で車を降りては、しきりにシャッターを切っていた。同協会の鈴村仁孝事務局長(55)は「街道は距離が長いため樹種も多く、さまざまな色合いの紅葉を楽しめる」とPRした。

 西ウレ峠の紅葉の見頃は、今週末まで。標高の低い地点では、11月中旬まで楽しめる。

◆天空からの観賞も 白川村ヘリ遊覧

紅葉に包まれた白水湖=白川村で

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 白川村では、10日までヘリコプターの遊覧飛行が楽しめる。ヘリは白弓スキー場(同村木谷)を発着点とし、白水の滝や白水湖、御母衣ダム上空を周遊。エメラルドグリーンに輝く水面と紅葉が織り成すコントラストを味わえる。ヘリは航空・防災関連事業を手掛ける一般社団法人「S・I・Net会」(東京都)が運航する。同会の東野充宏さん(51)は「ヘリじゃないと見られない場所も回る。ちょうど見頃の良い時期に楽しめる」と話す。

 運航は各日午前9時から午後4時まで。コースは3分間(1人5000円)、6分間(同9000円)、12分間(同1万7000円)の3種類あり、1度に3人まで搭乗できる。

 (横田浩熙、加藤佑紀乃)

 

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