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岐阜城天守閣、出るか「物証」 4カ所で発掘スタート

岐阜城の二ノ門周辺に当たる斜面で発掘調査する作業員ら=岐阜市の金華山で

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 金華山の山上部にそびえる岐阜城天守閣の周辺では初めての発掘調査を三十一日、岐阜市教委が始めた。現在の天守閣は一九五六(昭和三十一)年に再建されたもので、斎藤道三や織田信長が拠点とした戦国時代の姿は不明だった。実像に迫る「物的証拠」を探す。

 山上部の調査は昨年秋に続き二回目。前回は、天守閣から南西に離れた二ノ門周辺で約百四十平方メートルを調査したが、今回は四カ所で計約千五百六十平方メートルと規模を大幅に拡大する。初めてとなる天守閣の周辺調査では、西側の約百平方メートルを発掘。石垣や瓦、当時使われていた陶器などがないかを確かめる。

 天守閣周辺以外の調査地点は二ノ門周辺の約百十平方メートル、天守閣南東にある資料館の南側約千二百平方メートル、昨年、石垣が見つかった金華山中腹の約百五十平方メートル。新たな石垣の発見や周辺構造の確認を目指す。

 金華山の山頂には、戦国時代、何らかの建造物があったことは文献や伝承から確実視されているが、天守閣を建造した城主や年代、詳しい構造などは分かっていない。

 柴橋正直市長は記者会見で「来年の大河ドラマの舞台となる岐阜城の本当の姿を知ってもらいたい」と意義を強調した。

 発掘調査は来年一月中旬までの予定。二ノ門周辺と天守閣西側は通路などから見学できる。月、火曜と雨天時は作業を中止する。

 当日の作業予定は岐阜公園内の発掘案内所で告知する。市教委のツイッターアカウント「岐阜城跡発掘調査」でも調査の様子を発信している。 

 (杉浦正至)

 

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