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岐阜

ゴール直前で下呂市が逆転V ぎふ清流郡市対抗駅伝

一斉にスタートする1区の選手たち=県庁で

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 郷土の誇りを背負ってたすきをつなぐ「第11回ぎふ清流郡市対抗駅伝競走大会」(岐阜陸上競技協会と県体育協会主催、中日新聞社など後援)が20日、県庁を発着点に開かれ、総合で下呂市チームが、1時間48分04秒で2年ぶり2回目の優勝を果たした。

 10区間計32・15キロで行われ、20市3町5郡の計28チームが出場した。2区で高山市が先頭に立ち、レースを引っ張る展開。下呂市は小中学生や高校生の力走が光り、序盤から上位をキープ。4位でたすきを引き継いだ8区の谷口貴亮選手(19)=日本体育大1年=が、区間賞の走りで2位に躍り出た。さらにアンカーの細江美玖選手(20)=関西外国語大2年=が1分以上あった差を縮め、ゴール直前でついに高山市を逆転。4秒差の接戦だった。

 郡の部は揖斐郡が優勝した。

 【総合成績】(1)下呂市(上村莉沙、熊崎七美、今井梨稜、黒木咲帆、名和武也、森亮太、天野佑哉、谷口貴亮、中川拓海、細江美玖)1時間48分04秒(2)高山市1時間48分08秒(3)可児市1時間48分37秒(4)岐阜市1時間49分26秒(5)多治見市1時間49分27秒(6)大垣市1時間50分13秒

大逆転でゴールのテープを切った下呂市チームの細江選手=県庁で

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◆「勝因は総合力」下呂

 最後にドラマが待っていた。下呂市のアンカー、細江美玖選手が残り約200メートルでトップに立った。両手を突き上げてゴールテープを切り、喜びを表した。

 5・24キロの最終区。たすきを受けた時、優勝候補の高山市とは1分30秒近い差があったが、気持ちは途切れなかった。「背中はずっと見えていたので、ひたすら前を追って一生懸命走りました」。現在は故郷を離れ、関西の大学で陸上を続ける。「地元のチームとして優勝できたのが一番うれしい」と笑みを見せた。

 勝利は、各選手の力走でアンカーにたすきをつないだ結果だ。8区で2位へと順位を上げて舞台を整えた谷口貴亮選手は、駅伝の強豪、益田清風高校(下呂市萩原町)の陸上競技部で細江選手の1学年下。「ストイックで尊敬できる先輩。アンカーに控えているので、何とか差を縮められればと思っていた」と、谷口選手は振り返る。

 中島佐重喜監督(66)は「美玖は素晴らしい走りで、感激した。何よりの勝因は、1区から9区までつないできた総合力です」と誇らしげに語った。

 チームによると、下呂市は人口規模の割に陸上のスポーツ少年団活動が盛ん。中学の陸上部も部員数が少ないながら、各校合同の練習や合宿を実施し、競争力が生まれているという。

 (浜崎陽介、藤矢大輝)

 

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