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粘着テープ、切っても切っても大丈夫 関の林刃物、はさみ開発

粘着テープにくっつかない特殊コーティングが施されたはさみ=関市緑ケ丘の林刃物で

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 林刃物(関市緑ケ丘)は、刃先までコーティングされ、粘着テープを切っても切れ味が悪くならないはさみを開発した。粘着素材を多用する接骨院や空調工事業者、DIY愛好家らから、人気を集めている。

 フッ素コートした従来品はコートの厚さが十七〜二十マイクロメートルで、切れ味に影響するため刃先を覆えなかった。粘着テープを切るときには、むき出しの刃先に粘着物がまとわり付き、切れ味が悪くなっていた。

 商品は工事業者やDIY愛好家向けの「パーフェクトバリア」、医療関係者向けの「サージカルテープ・湿布切りはさみ」の二種類で、各三千八百円(税別)。フッ素でない特殊素材で覆うことでコートを一〜三マイクロメートルの厚さに抑え、刃先をコーティングしても切れ味に問題がなくなった。

 同社によると、この素材は高額のため、工業用裁断機に使うのが中心で、はさみへの使用例はなかった。営業部長の沢田裕さん(64)が、通っていた市内の接骨院から「くっつかないはさみはないか」と依頼を受けて試作した。接骨院で半年間実施したテストで、サージカルテープを一万二千回切っても切れ味が変わらなかったことから、商品化した。

 三月からホームセンターなどで一般販売している。沢田さんは「作業の効率化だけでなく、ストレス軽減にもなる。粘着テープを切ることに困る全ての人に使ってもらいたい」とPRした。

 (鈴木太郎)

 

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