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「突風、一瞬のこと」 岐阜と岐南、被害の住民困惑

突風で散乱したベランダを片付ける人たち=岐阜市蔵前で

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 二十七日午後三時ごろ、岐阜市と岐南町で突風が吹き、民家の屋根や瓦、フェンスなどが飛ばされた。竜巻の可能性もある。

 両市町や消防によると同日夕方までに、岐阜市内では南部の手力町、蔵前、水海道の三地域で四軒。岐南町は三宅で一軒の被害を確認した。

 手力町の民家は、カーポートの屋根がはがれた。住宅の前にある倉庫は、風で一メートルほど動き、戸が外れた。養蜂業の男性住民(61)は、風が吹いた時、カーポートの下で作業をしていたが「一瞬のことで何が起きたかよく覚えていない」と疲れた様子で話した。隣の民家はトタン屋根が外れた。

 近くの畑では、トウモロコシが倒れていた。作物の様子を見に来ていた女性(87)は当時、家の中にいたと言い、「ごーごーと、ものすごい音で跳び起きた。外を見ると、草木がぐるぐると舞い上がっていた」と振り返った。

 蔵前の民家では、バルコニーの屋根が住宅を飛び越え、近隣の会社の建物に勢いよくぶつかった。近所の主婦(30)は「道路は通学路で、十分ほどたてば、下校する児童たちが通り掛かるところだった。誰もけがをしなくてよかった」と、ほっとした様子で話した。

 岐阜気象台によると、当時は発達した雲が県南部を通過しており、局所的に竜巻が起きた可能性がある。県内は梅雨前線や熱帯低気圧の影響で大気の状態が不安定で、二十七日早朝から全域で雷注意報が出ていた。

 

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