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MKE映画祭、萬野監督がグランプリ

グランプリ受賞の喜びを話す萬野監督=岐阜市の県図書館で

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 「みてくれたっていいじゃない」をキャッチフレーズに、全国から公募した短編自主映画の優秀作を一挙上映する「MKE映画祭」(中日新聞社後援など)が八日、岐阜市の県図書館で開かれた。上映終了後、来場者の投票で選ぶグランプリには、東京都の萬野達郎さん(34)が監督した「Motherhood」が選ばれた。

 映画祭は、もともと、岐阜市文化センターが開いていた映画製作のワークショップの生徒たちが作品発表の場として企画したのが始まり。七回目の今年は、全国から八十作品の応募があった。

 二十分以内の自主作品であることが条件で、ジャンルは問わない。映画祭ではサスペンス、コメディー、ホラーなど多彩な十五作品が上映された。

 グランプリの「Motherhood」は、妊娠六カ月の女性が主人公。神社の階段から落ち、旧優生保護法下の精神科病院にタイムスリップする。不妊手術を強制されそうになった主人公は病院からの脱出を試みる。

 萬野監督は、本業のITメディアディレクターの仕事のかたわら、旧優生保護法下の状況を丹念に調べた。当時の資料にあたり、被害者家族の講演会にも足を運んで知識を深めた。

 萬野監督は「文字通り『みてくれたっていいじゃない』という気持ちで撮ったので受賞は、本当にうれしい。これからも社会派の作品を撮り続けていきたい」と話した。

 (藤矢大輝)

 

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