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運転者講習センターに看護師配置 高齢ドライバー事故防止へ

認知機能検査を待つ高齢者に声を掛け相談にのる佐藤さん(右)=岐阜市学園町の岐阜運転者講習センターで

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 県警は運転免許証の更新手続きを行う岐阜運転者講習センター(岐阜市学園町)に、看護師資格を持つ職員2人を配置した。東海地方では愛知に続き2例目で県内初の取り組み。高齢ドライバーによる事故の未然防止を図る。

 県警運転免許課によると県内で六十五歳以上が第一当事者となった人身事故は昨年で九百九十八件。県内の死亡事故は昨年九十一件で、そのうち、六十五歳以上が第一当事者だった事故は二十七件だった。

 看護師資格者の運転免許センターなどへの配置は、二〇一五年から全国で始まった。認知症の早期発見や運転免許証の自主返納の相談などを受け付け、持病や認知機能低下による高齢者の事故を減らすことを狙う。今年三月末で導入した都道府県は三十二に上る。

 岐阜運転者講習センターで四月から勤務を始めた佐藤明世さん(48)は、白衣を着て同センター五階の相談窓口に立つ。質問票を使って持病や体調の聞き取りを行うほか、血圧検査もする。

 ロビーで認知機能検査を待つ高齢者を見掛けたら、横に座って世間話をすることもある。「時々の体調に合ったアドバイスをする。相手の体調によっては運転を控えるよう声を掛けることもある」と話す。窓口には、四月末までに十九件の相談が寄せられた。佐藤さんは「私たちの存在を知って、気軽に相談に来てほしい」と話す。

 県警運転免許課の担当者は「警察官が相手だと話しにくいこともある。異変に早く気付き、事故防止につなげていきたい」と話した。県内各地のセンターに派遣する出張相談も検討していく。受付時間は平日午前九時〜午後四時(月曜は午後三時まで)。(問)運転免許課=058(295)1010

 (藤矢大輝)

 

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