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飛騨市役所でLGBT研修会 パートナー制度導入で

性の多様性を巡る日本社会の現状を話す繁内さん=14日、飛騨市役所で

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 性の多様性について理解を深めるための研修会が、飛騨市役所であり、一般社団法人LGBT理解増進会(神戸市)の繁内幸治代表理事(58)が講演した。

 飛騨市は、同性愛者や事実婚のカップルを結婚に相当する関係と認める「パートナーシップ制度」の導入を目指している。導入前に理解を深めてもらおうと、研修会を企画。この日は課長級以上の市職員、人権擁護委員、市議らを対象に開き、六十五人が参加した。

 自身も同性愛者である繁内さんは、日本で性的少数者(LGBT)は隠している人が多いことを話し、「圧倒的多数の当事者は早急な制度を望んでいない」と明言。パートナーシップ制度を導入した多くの自治体で、利用者は少数にとどまっているデータを紹介した。

 また、性的少数者への差別は駄目だが、差別禁止を強く打ち出しても、反発が起き、世論が分断される恐れがあると指摘。「知識を持って向き合い、理解を促進するのが第一歩。時間をかけて、ボトムアップで積み上げていくことが大事」と呼び掛けた。

 (浜崎陽介)

 

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