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岐阜のファッション産業復活へ コート縫製の講座開講

 岐阜のファッション産業の復活につなげようと、県既製服縫製工業組合は六月、業界の第一人者らが講師となり、若手技術者がコートの作り方を一から学ぶ養成講座を始める。世界に通用する縫製技術者の育成でブランド力を高める。県内の縫製企業で働く人たちを対象に受講者を募っている。

 コートは工程数が多く作業も複雑だ。コートを扱う県内の縫製工場は、人件費の安い海外への移転が進んでいる。県内の服飾生産は現在、ブラウスなどの軽衣料が中心になっている。このままでは、技術の伝承が途絶えてしまうという危機感があった。技術力のアップで商品の付加価値を高めていく狙いもある。

 講座は二〇一七年から毎年開いている。過去二回はジャケットとパンツの技術を学んだ。三回目の今年は、コートを作る素材選び、型紙作りから始め、一人で一着を完成できる技術を身に付けてもらう。

 「現代の名工」に選ばれた文化ファッション大学院大の稲荷田(いなりだ)征名誉教授らが講師を務め、基礎を中心に最新の技術、流行も伝授する。組合の平嶋千里理事長(65)は「岐阜の縫製業のブランドイメージを上げていきたい」と話している。

 羽島市竹鼻町蜂尻のテキスタイルマテリアルセンターなどで、六〜十二月に六回開く。(問)同組合=058(273)4030

 (神田要一)

 

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