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コウノトリおめでた 「たからくん」「みやび」ペア

産卵、抱卵したと推定された「たからくん」(左)と「みやび」のペア=越前市安養寺町で(同市提供)

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 越前市は二十三日、同市安養寺町に滞在する国の特別天然記念物コウノトリの野外ペアが産卵し、本格的な抱卵に入ったと推定される、と発表した。ペアは二〇一六年に同市内で放鳥された雄「たからくん」と、同年に兵庫県豊岡市で生まれた雌「みやび」。このペアは昨年も同町で産卵し、県内で五十五年ぶりに自然繁殖でひなが誕生したが、巣立ちには至らなかった。今年はひな誕生に加えて、無事な巣立ちにも期待がかかる。

 市によると、二月下旬から安養寺町の人工巣塔で、巣作りなどの行動が見られ、三月上旬から巣に伏せ始めた。県と市が三月十三〜十四日の間に産卵し、抱卵に入ったと推定した。

 巣では、くちばしで卵を転がす「転卵」のような行動が確認されており、有精卵であれば、四月中旬にもひなが誕生する見込み。市は親鳥を驚かせないように、巣塔から百五十メートル以上離れて撮影、観察することなどを呼び掛けている。

 安養寺町の岡山秀昭区長(67)は「今年もペアが戻ってきてくれてうれしい。新型コロナウイルスで世の中が暗い中、明るいニュースになった。住民一丸で成長を見守りたい」と話した。

 今年、市内で産卵と抱卵が推定されるのは、菖蒲谷町で営巣する別のペアに続き二例目。

 (中場賢一)

 

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