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丸岡が2年連続V 高校サッカー県大会

 第九十八回全国高校サッカー選手権県大会の決勝戦が十日、坂井市のテクノポート福井スタジアムで行われ、丸岡が2−1で北陸に勝利した。二年連続の優勝で、三十回目の全国選手権出場を決めた。

 丸岡は、序盤からFWの明間希選手と中村晃大選手の両サイドを生かした攻撃を展開した。先制点は前半14分。コーナーキックからこぼれ球をDF藤本輝晶選手が押し込んだ。後半10分には、相手のパスをカットした遠藤悠生選手からのスルーパスを受けた川中浩夢選手が追加点を挙げた。

 北陸は、試合終了間際にMF加藤実録選手が相手キーパーの隙を突いてロングシュートを決め1点を返したが、前後半でシュート数は2本と好機をつくれなかった。

◆冷静に2点目 丸岡・MF川中選手 

丸岡−北陸 ドリブルで敵陣を切り裂いていく丸岡の川中選手(中)=坂井市のテクノポート福井スタジアムで

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 磨き続けたセットプレーから、先制点を手にした。「あそこで決めたのは大きい」とMF川中浩夢選手。言葉通り、丸岡が勢いに乗る。後半10分、今度は川中選手が相手のゴール前で味方のパスに反応。DFラインの裏へ抜け出し、冷静に2点目を挙げた。

 得点力の高さに小阪康弘監督はうなずく。「良い守備から良い攻撃へと、ずっと言ってきた」

 経験値が高いチームだ。昨年末の全国選手権のメンバーが八人も残り、今季はU18プリンスリーグを戦った。足元の技術で勝る強豪校を相手に、まず鍛えられたのは守備。DF遠藤悠生選手は「全員が体を張るし、我慢強くなった」。押し込まれる時間が続く中、粘り強く守れる精神を養った。

 そして、今夏のインターハイでもう一段上の手応えを得た。三回戦で優勝校の桐光学園(神奈川)に0−1で敗れたが、FW田海寧生選手は敗戦が自信になったと説明する。「パス、シュート、すべてにおいて相手が上。でも、サイドからの攻撃は通用すると分かった」。自分たちの武器を磨き、攻撃力を上げた。

 決勝は、積み上げてきたものが結実。ボール保持者への寄せは速く、両サイドを起点とした攻めで主導権を握り続けた。それだけに、試合終了間際の失点が反省点。「もっとコミュニケーションを取らないと」と田海選手。チームは全国で八強進出を目標に掲げる。集大成の舞台を前に、課題を置き去りにはしない。

 (谷出知謙)

 

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