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敦賀気比、13日に2回戦 応援団長で打撃投手の武田さん、チーム支える

応援団長に加えて、打撃投手としても選手を支える武田さん=大阪府枚方市で

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 第101回全国高校野球選手権大会で、13日に国学院久我山(西東京)と戦う敦賀気比。チームに帯同する武田涼太郎さん(3年)は応援団長と打撃投手の裏方の“二刀流”でチームを支援する。応援団長として次戦に向け「相手に流れを引き渡さないような応援をしたい」と気を引き締めている。

 大阪府岸和田市出身。小学一年で地元のクラブチームで野球を始めた。中学に所属したクラブチームの先輩に誘われて、敦賀気比に進学した。

 二年生の秋まで投手として活躍していたが、秋大会後にウエートトレーニングで腰をけが。二月いっぱいまで、全く運動ができない状態になった。三月から投手として練習を再開したが、メンバーから外れた。「正直いやだったけど、けがも実力のうち。プレー以外で活躍しよう」と春大会から応援団長を買って出た。

 約二十五曲のレパートリーをその時の状況に応じて選び、スタンドを盛り上げる。甲子園に向けては一回の攻撃開始時に歌う応援歌として、テレビ時代劇「水戸黄門」の主題歌を導入した。祖母の影響を受けて、小学生のころから大の水戸黄門ファン。「歌詞が好きなんですよ」としみじみ話す。

 人生楽ありゃ苦もあるさ。涙の後には虹も出る−。歌詞はチームの歩みに重なる。練習は楽しいだけでなく、つらいこともあった。けれど、その先に虹のような明るい結果があるはず。「福井大会までは虹は甲子園出場でした。でも今は甲子園優勝です」と力を込める。

 八日の富島戦では、一つのプレーで球場の雰囲気が一変すると実感した。十三日の国学院久我山戦に向けては「相手の応援もすごいので負けないようにしたい」と意気込んでいる。

 練習中は打撃投手として選手をサポート。仲間に正しいフォームで打ってもらえるように、変な球は投げられない。「甲子園はレベルの高い投手が集まる。それに近い球を投げたい」とスタンド外でも気が抜けない日々だ。

 (高野正憲)

 

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