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幻の「しかけ絵本」見て 小浜市図書館で故山本さん所蔵展

ケース内に展示されている「しかけ絵本」=小浜市図書館で

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 小浜市図書館で「飛び出すしかけ絵本展」が開かれている。同市門前の児童文学者、故山本和夫さんが生前収集した一九六〇〜七〇年代の貴重な絵本ばかりだ。

 展示したのは「ヘンゼルとグレーテル」「ねむりひめ」「しらゆきひめ」などの五冊。それぞれの名場面を公開しており、「しらゆきひめ」では、姫が横たわるガラスの箱をセロハンを使って表現。「ヘンゼル−」ではページをめくることによって、おりのとびらが精巧に上がったり降りたりする。

 チェコスロバキア(現在のチェコ)のプラハで創作に励んだウィーン出身の絵本作家ヴォイチェフ・クバシュタの絵本。図書館によると、日本語、英語、ドイツ語などに訳して世界で出版されたが、大量生産できないために今では入手困難となり、「幻の絵本」と言われている。

 図書館は所蔵する「山本和夫文庫」の蔵書の一部をミニ展示として公開しており、七月三十一日までの日程で絵本展を催した。担当者は「精巧で大胆。絵も美しい」と来館を呼び掛けている。六階入り口のガラスケース内に展示している。

 (池上浩幸)

 

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