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国内トップ選手を招待 福井陸協、目標150万円の4割超集まる

大勢の観客が見守った昨年の福井国体成年男子100メートル決勝。新しい形の競技会も同様の盛り上がりを目指す=福井市の県営陸上競技場で

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 福井陸上競技協会は、インターネットで寄付を募るクラウドファンディングを活用した新たな形の競技会を8月17日に福井市内で開催する。国内トップ級の選手を招待し、集めた資金で上位入賞者に活動支援金を贈るほか、寄付者にはレースを間近で見られるなどの特典を用意。ほかの競技でも類を見ない大会が県内に誕生する。

 大会名は「Athlete Night Games in FUKUI(アスリート・ナイト・ゲームズ・イン福井)」。県営陸上競技場で、午後二時から同八時ごろまで開催。メインの招待レースは男女の100メートルと男子110メートル障害、女子100メートル障害、男子800メートルの五種目を行う。

 リオデジャネイロ五輪男子400メートルリレー銀メダリストの飯塚翔太選手(ミズノ)や女子短距離の市川華菜選手(同)らが参加予定で、県勢では男子110メートル障害日本記録保持者の金井大旺選手(同)、同800メートルの村島匠選手(県スポーツ協会)らが出場する。

 招待レースは、記録が出やすい午後七時ごろに行う。100メートルと走り幅跳びでは日本陸連登録者の記録会も実施し、100メートルでは陸協登録者以外でも記録を測定できる。記録会の上位者は招待レースに出場でき、トップアスリートと勝負することが可能だ。

 競技会開催の背景には、陸上選手の収入の少なさがある。トップ選手でも、テニスや野球、サッカーなどに比べるとその差は大きく、所属先頼みで活動しているのが現状。クラウドファンディングで資金を集め、競技活動を援助するのが目的で、寄付者への返礼品にはトップ選手のサインやトラックに近い特別観覧エリアでの観戦などがある。

 寄付の目標金額は百五十万円で、既に四割超の金額が集まっている。福井陸協の木原靖之(やすし)専務理事は「文化として根付かせたい大会。繰り返しやっていかないと」と決意を語った。クラウドファンディングのページは「アスリートのために、新たな形の陸上競技会」で検索。

 (谷出知謙)

 

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