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三床山が山開き 登山者年間4000人の人気

テープカットで三床山の山開きを祝う登山者ら=越前町の佐々牟志神社で

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 鯖江市と越前町の境にある三床山(みとこやま)(二八〇メートル)が十二日、山開きを迎えた。両市町の住民でつくる「三床山を愛する会」によると、登りやすさや眺望の良さから登山者が増え、近年は年間約四千人が訪れる人気ぶり。この日は山頂にほこらが設置され、登山愛好家らが、さらに安全で親しまれる山になるように祈願した。

 三床山には登山ルートが五カ所あり、いずれも四十分から一時間ほどで登頂できるため、初心者でも登りやすい。山頂からの眺望は良く、嶺北の山々や平野を見渡せる。頂上部にある「三床山城址(じょうし)」は五年前、鯖江市と越前町の指定文化財に登録された。

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 愛する会の辻崎保徳会長(74)=鯖江市石生谷町=は「六年ほど前まで登山者はほぼいなかった」と振り返る。会のメンバーを中心に山道の整備や植樹活動を続けたところ、口コミなどで魅力が広がり、登る人が徐々に増えてきたという。

 さらに安全で親しまれる山になるよう願いを込め、愛する会は昨年、山頂にほこら「御床岳社」を設置することを決定。二〇一三年の伊勢神宮式年遷宮の際、地元の佐々牟志(ささむし)神社(越前町佐々生)が譲り受けたもので、ほこらを収める覆屋を建てるなどの準備をしてきた。

 同神社で十二日朝、山開き行事があり、県内外から登山愛好者ら約二百人が集まった。関係者のテープカットで待ちに待った山開きを祝うと、神社そばの登山口から登り始めた。山頂ではほこらの納入や神事が行われた。

 (玉田能成)

山頂に設置されたほこら「御床岳社」=越前町の佐々牟志神社で

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