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小浜・千石荘、9年ぶり公開へ 県指定文化財

豪華な床の間を備えた和室=小浜市の旧古河屋別邸で(市教委提供)

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 北前船の寄港地として小浜市が日本遺産に認定されたことを受け、市教委は十六日から、県指定文化財の旧古河屋別邸(通称・千石荘)=同市北塩屋=を特別公開する。十八日まで。無料。

 小浜湊(みなと)を拠点に北前船交易で巨万の富を築いた五代目・古河屋嘉太夫(かだゆう)の豪邸。一八一五(文化十二)年に建てられた。床の間に壁画を貼り、ふすま絵や杉戸絵は著名な絵師の狩野派一門が描いた。書院庭園を広く見せるために柱をなくすなどの高度な建築技術を取り入れ、豪商としての繁栄を今に伝えている。昨年五月に小浜市を含む全国十一カ所の寄港地と船主集落が日本遺産に認定され、市教委は所有者の了解を得て、二〇一〇年以来九年ぶりに公開することにした。前回は建物の補修完了を受けての公開。

 時間は三日間とも午前十時から午後四時まで。十六日は「幕末小浜藩と古河屋嘉太夫」と題したギャラリートークが、十七日は「小浜・西津の湊・商人の変遷と古河屋嘉太夫」の解説がある。時間はともに午後一時半から。

 市教委文化課の担当者は「江戸時代に財をなした古河屋の繁栄の歴史、豪華な建築物をぜひ知ってほしい」と観覧を呼び掛ける。(問)市文化課=0770(64)6034

 (池上浩幸)

 

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