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無念さ忘れないよ 軽井沢バス事故4年

スキーツアーバス転落事故から4年を前に「祈りの碑」に献花する男性=14日午後、長野県軽井沢町で(野村和宏撮影)

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 大学生ら十五人が死亡、二十六人が重軽傷を負った長野県軽井沢町のスキーツアーバス転落事故から十五日で四年。発生時刻を目前に控えた十四日、犠牲者が通っていた大学の関係者や地元住民が、事故現場のそばに建立された「祈りの碑」に献花し追悼した。

 ゼミの学生四人を亡くした法政大名誉教授の尾木直樹さん(73)は、四つの花束を手向けた。四人のほかに負傷した六人のゼミ生は全員が社会人となり「皆、君たちの無念さを受け止めて生きているよ」と伝えた。「亡くなった子たちはそのまま」と悔しさをにじませた。

 祈念碑に献花した同県佐久穂町のトラック運転手菊池昭雄さん(68)は、犠牲者の大学生と同年代の子どもが二人いると話し、「前途ある若者の命が一瞬で奪われてしまい、いたたまれない」と声を詰まらせた。

 事故は二〇一六年一月十五日未明に発生。県警は一七年六月、業務上過失致死傷容疑などで、バスの運行会社「イーエスピー」(東京都羽村市)の高橋美作社長(58)、運行管理者の元社員、死亡した運転手を書類送検し、長野地検が捜査を続けている。

 

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