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レクサス、東北で生産へ 新小型SUV、23年めど

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 トヨタ自動車は、高級車ブランド「レクサス」の新しい小型スポーツタイプ多目的車(SUV)の生産を、二〇二三年をめどに子会社のトヨタ自動車東日本(宮城県大衡(おおひら)村)で始める検討に入った。レクサス車の国内生産拠点は現在、愛知県と福岡県に限られており、トヨタ東日本が立地する東北地方に広がれば三拠点目となる。

 トヨタ東日本は、宮城県大衡村と岩手県金ケ崎町に車両生産工場を持つ。トヨタは東日本大震災の被災地を雇用や産業振興で支援することを重視しており、高い品質が求められるレクサスの生産拠点を東北に設けることで、復興支援の象徴とも位置付けたい考えだ。

 トヨタ東日本は、東北などに拠点を置くトヨタ子会社三社が、大震災後の一二年に統合して発足したトヨタの100%子会社。前身の一つの関東自動車工業が〇〇年代に岩手県の工場でレクサス「ES」などを手掛けたことはあるが、統合後は初めてレクサスを生産することになる。

 生産を検討する新型車は、現行のレクサス車で最も小さいSUVの「UX」を下回るサイズになるとみられ、SUV人気の高い若者層やセカンドカーにも高級感を求める顧客にアピールしたい考えだ。生産は年二万五千〜五万台程度で調整している。

 独メルセデス・ベンツやBMWなど競合する高級車ブランドは、小型車の品ぞろえを強化しており、レクサスもラインアップの幅を広げて対抗。国内向けに加え小型需要の高い欧州などへの輸出も視野に入れる。

 トヨタ東日本は、ハイブリッド車(HV)専用の「アクア」やコンパクトミニバンの「シエンタ」、来年二月に発売する「ヤリス(現ヴィッツ)」など、トヨタの小型車づくりの拠点となっている。

 

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