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台風被災10校が間借り 長野など8都県、一部復旧めど立たず

 台風19号の被害により校舎、グラウンドで授業や部活動ができず、近隣の学校や施設を「間借り」している公立小中高校が長野市の長沼小など八都県、十校に上ることが九日、文部科学省などへの取材で分かった。復旧に時間を要すケースもあり、被害発生から一カ月近くたってもなお、自校での授業再開のめどが立たない学校もある。

 文科省のまとめでは、千葉県や福島県を襲った十月下旬の記録的豪雨の影響を含め八日時点で三十一都道府県の国公私立小中学校や高校、大学で校舎の浸水や倒木といった被害が約二千百二十件確認されている。

 間借りが続く十校のうち、水害や土砂災害の被害が甚大な宮城県丸森町では、町立金山小の校舎や体育館が被災した。校庭が災害ごみの集積場になっているため、児童は敷地内に立ち入ることができず、町内の別の小学校で授業をしている。

 保科郷雄町長は七日の記者会見で、校庭の災害ごみについて、年内に運び出しを完了させる考えを示した上で「校舎の修復はまだめどが立っていない状況だ」と述べた。

 栃木県鹿沼市立清洲第一小は校舎や体育館に土砂が流入。電気系統が故障した状態のため、近くの市立中で学校生活を再開した。市教育委員会は復旧を急いでいるが、「再開のめどは見通せない」(担当者)という。

 十校以外でも、長野市立豊野中は八日まで三年生のみ別の学校で授業をしていた。

 

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