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世界ラリー仕様のヤリス発売へ トヨタ、愛知・岐阜大会合わせ

「セントラルラリー愛知 岐阜2019」の開会式後、大勢のギャラリーの前を走るトヨタの「ヤリスWRC」=8日夜、愛知県長久手市の愛・地球博記念公園で(松田雄亮撮影)

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 トヨタ自動車は二〇二〇年十一月に愛知、岐阜両県で開催される世界的な自動車レース「世界ラリー選手権(WRC)」に合わせ、レースに参戦している特別仕様の「ヤリスWRC」の性能を忠実に再現した市販モデルを発売する。過酷なレースで磨き上げた究極の走りを一般ユーザーに体感してもらうことで、モータースポーツファンの拡大につなげる。

 ラリーは未舗装で段差やカーブが多い砂利道や山道などのコースで速さを競う。市販する車は、WRCに出場しているヤリスと同じ排気量一六〇〇ccのターボエンジンを搭載。車体やシートも本物のレースカーにこだわり、悪路に負けない走行性能と、ドライバーを守る安全性を追求する。

 生産子会社「トヨタ自動車東日本」(宮城県大衡村)の拠点で二〇年夏から生産を始め、スポーツカーブランド「GR」シリーズとして販売する。生産台数は月千台程度の予定。

 トヨタは一七年、ヤリスで十八年ぶりにWRCに復帰。一八年に製造者部門を制し、一九年はドライバー部門のタイトル獲得を決めた。通常の市販タイプのヤリスは国内では「ヴィッツ」の車名で販売しているが、WRCで世界的にイメージが向上したことを受け、二〇年二月に国内で発売する新型車から「ヤリス」に名称を統一する。

 愛知、岐阜両県で開催されるWRCは、トヨタにとってホームレース。レース仕様のヤリスの市販を通じて大会の盛り上げに貢献したいとの思いもある。

     ◇

 WRCを一年後に控え、テスト大会と位置づける「セントラルラリー愛知 岐阜2019」が、七〜十日に愛・地球博記念公園(愛知県長久手市)を起点に開催されており、ヤリスWRCも参戦している。八日夜、オープニングセレモニーがあった。

 

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