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五輪マラソン・競歩、札幌で IOC会長と組織委合意

 【ドーハ=共同】国際オリンピック委員会(IOC)のトーマス・バッハ会長は十七日、当地で二〇二〇年東京五輪のマラソンと競歩の会場について「IOC理事会と大会組織委員会は札幌市に移すことに決めた」と述べ、既に二者間では札幌開催で合意に達したとの認識を示した。組織委の森喜朗会長も受け入れる考えを表明した。開催都市の東京都をはじめ札幌市などとの調整がまだ残っているが、札幌開催は確実な情勢となった。

 バッハ会長はドーハでの各国オリンピック委員会連合(ANOC)総会で、約二百カ国・地域の代表者を前に「(札幌開催は)より涼しく選手の健康を守れる。これは大きな、そして重要な一歩だ」と発言。森会長は東京都内で記者団に「暑さ対策の一環からみれば、やむを得ない。組織委として受け止めるのは当然」と述べた。

 IOCと組織委は三十日から三日間、都内で開くIOC調整委員会で詳細を協議する。もともと開催を予定していた東京都をどう納得させるかが焦点となりそうだ。

 札幌実施の場合、具体的なコース選定は今後の検討課題となる。森会長はバッハ会長が札幌ドームを発着点とするコースを考えているようだと明らかにした。また販売済みの観戦チケットに関しては、購入者に返金する方針という。

 男子マラソンを実施する八月九日の今年の気象データを比較すると、レース終盤の午前八時で東京は気温三〇・五度だったのに対し、札幌は二二・七度だった。

 橋本聖子五輪相は十七日、横浜市内で「決められた方向で成功に向け全力を尽くす」と述べた。スポーツ庁の鈴木大地長官も都内で記者団に「選手や観客の健康と安全第一で運営していくのがいい」と話した。

 

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